
定形郵便は50g以内なら全国一律110円で送れます。書類を郵送するときは、長さ14〜23.5cm・幅9〜12cm・厚さ1cm以内・重さ50g以内の4項目で判定します。
A4用紙を三つ折りにして長形3号封筒へ入れる場合は、厚さと重さが規格内なら110円です。ただし、クリアファイルや返信用封筒を同封すると、厚さ1cmや重さ50gを超えることがあります。
目次
定形郵便で送れるか30秒で判定するチェックリスト
定形郵便の判定チェックリスト
発送前に、封筒へ入れて封をした後の次の4項目を確認します。
- 長さは14cm以上23.5cm以下です。
- 幅は9cm以上12cm以下です。
- 厚さは1cm以内です。
- 重さは50g以内です。
4つすべてに当てはまる場合は、定形郵便として110円で送れます。1つでも外れる場合は、定形外郵便として料金を確認します。
1つでも超えた場合は定形外郵便になる
定形郵便の規格を1つでも超えると、定形外郵便として扱われます。定形外郵便には、長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内の「規格内」と、それを超える「規格外」があります。
A4用紙を折らずに角2封筒で送る場合は定形郵便になりません。ただし、厚さ3cm以内で重さ1kg以内なら定形外郵便物(規格内)として送れます。
定形郵便のサイズ・重さの規格
大きさの規格
定形郵便の最大サイズは長さ23.5cm・幅12cm、最小サイズは長さ14cm・幅9cmです。
代表例は長形3号封筒です。長形3号は120mm×235mmで、A4用紙を三つ折りにして入れる用途に向いています。厚さ1cm以内、重さ50g以内なら110円で送れます。長形4号や洋形長3号も、サイズが範囲内なら定形郵便です。
厚さの規格
定形郵便の厚さは1cm以内です。測るときは封筒の端ではなく、書類や同封物が重なって最も厚い部分に定規を当てます。折り目やクリアファイルの重なりで、一部だけ厚くなることがあります。
請求書に加えて見積書、納品書、返信用封筒、案内文を入れる場合は注意します。薄い冊子や厚手のクリアファイルを入れると、重さが50g以内でも厚さ1cmを超えることがあります。迷う場合は投函前に郵便局の窓口で確認します。
重さの規格
定形郵便の重さは50g以内です。A4コピー用紙1枚は約4〜5g、長形3号封筒1枚は約5gが目安です。A4用紙5枚なら約20〜25g、封筒を加えて約25〜30g程度です。
紙の厚さや封筒の材質で重さは変わります。返信用封筒を入れると約5g増え、複数の書類や案内チラシを同封すると50gに近づきます。大量発送では1通をサンプルとして量ると、料金不足や過払いを防ぎやすくなります。
出典: 日本郵便「第一種郵便物 手紙・封書」 日本郵便
※2026年8月時点の情報です。
定形郵便の料金は50g以内110円
定形郵便の料金表
定形郵便の料金は、現在は50g以内110円の単一区分です。以前のように25g以内と50g以内では分かれません。重さが50g以内で、サイズと厚さも規格内なら、全国どこへ送っても基本料金は110円です。
| 重量 | 料金 |
| 50g以内 | 110円 |
長形3号封筒に請求書2枚、納品書1枚、案内文1枚を入れた場合、封筒を含めて約21〜25gが目安です。厚さも1cm以内なら110円で発送できます。
出典: 日本郵便「手紙・はがきの料金」 日本郵便
※2026年8月時点の料金です。最新の料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
2024年10月の改定で25g区分は廃止
2024年10月の料金改定前は、定形郵便に25g以内84円、50g以内94円という2区分がありました。現在は廃止され、50g以内110円に統合されています。
古い記事や手元のメモに84円や94円とあっても、現在の定形郵便料金としては使えません。84円切手や94円切手は使えますが、110円に足りない場合は差額分の切手を追加します。
規格を超えたらいくら?定形外郵便の料金
定形外郵便物(規格内)の条件と料金
定形郵便のサイズや厚さを超えても、長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内なら、定形外郵便物(規格内)です。A4用紙を折らずに角2封筒で送る場合は、この区分になることが多いです。
| 重量 | 料金 |
| 50g以内 | 140円 |
| 100g以内 | 180円 |
| 150g以内 | 270円 |
| 250g以内 | 320円 |
| 500g以内 | 510円 |
| 1kg以内 | 750円 |
A4書類を折らずに送り、封筒と書類の合計が50g以内なら140円です。返信用封筒や資料を同封して100g以内になった場合は180円です。サイズだけでなく重さでも料金が変わります。
出典: 日本郵便「手紙・はがきの料金」 日本郵便
※2026年8月時点の料金です。最新の料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
定形外郵便物(規格外)の条件と料金
定形外郵便物(規格内)の条件を超える場合は、規格外です。規格外は、1辺60cm以内、3辺合計90cm以内、重さ4kg以内が上限です。大きな書類、厚みのある冊子、筒状のポスターなどが該当します。
| 重量 | 料金 |
| 50g以内 | 260円 |
| 100g以内 | 290円 |
| 150g以内 | 390円 |
| 250g以内 | 450円 |
| 500g以内 | 660円 |
| 1kg以内 | 920円 |
| 2kg以内 | 1,350円 |
| 4kg以内 | 1,750円 |
A3対応の大きな封筒は、長辺や短辺が規格内の条件を超えやすいため、重さが軽くても規格外になる場合があります。50g以内でも260円から始まります。
出典: 日本郵便「手紙・はがきの料金」 日本郵便
※2026年8月時点の料金です。最新の料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
定形・規格内・規格外の比較表
定形郵便、定形外郵便物(規格内)、定形外郵便物(規格外)は、サイズと重さの上限が異なります。まず定形で送れるかを確認し、外れた場合に規格内か規格外かを判定します。
| 区分 | 主な条件 | 重さ | 料金の目安 |
| 定形郵便 | 長さ14〜23.5cm・幅9〜12cm・厚さ1cm以内 | 50g以内 | 110円 |
| 定形外郵便物(規格内) | 長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内 | 1kg以内 | 140円〜 |
| 定形外郵便物(規格外) | 1辺60cm以内・3辺合計90cm以内 | 4kg以内 | 260円〜 |
郵便料金の全体像や封筒別の切手代を確認したい場合は、封筒の切手代・郵便料金の早見表も参考になります。
出典: 日本郵便「手紙・はがきの料金」 日本郵便
※2026年8月時点の料金です。
封筒サイズ別に見る定形/定形外の判定
主な封筒サイズの判定表
封筒名が分かっている場合は、実寸からおおよその区分を判定できます。ただし、最終的な料金は封筒に入れた後の厚さと重さで決まります。
| 封筒名 | 実寸 | 区分 | 詳細記事リンク |
| 長形3号 | 120×235mm | 定形郵便 | 長形3号封筒の切手代 |
| 角2封筒 | 240×332mm | 定形外郵便物(規格内) | 角2封筒の切手代 |
| 角形3号封筒 | 216×277mm | 定形外郵便物(規格内) | 角形3号封筒の切手代 |
| A4用封筒 | 228×312mm前後 | 定形外郵便物(規格内) | A4封筒の切手代 |
| B5用封筒 | 216×277mm前後 | 定形外郵便物(規格内) | B5封筒の切手代 |
| A3用封筒 | 335×490mm前後 | 定形外郵便物(規格外) | A3封筒の切手代 |
| A5用封筒 | 190×240mm前後 | 定形外郵便物(規格内) | A5封筒の切手代 |
長形3号は定形郵便の最大サイズ内に収まりますが、角2や角形3号は幅が12cmを超えるため定形郵便にはなりません。封筒名だけでなく、厚さ1cm以内、重さ50g以内かも確認します。
定形郵便より安く・確実に送る選択肢
代替サービスの使い分け
送りたいものによっては、定形郵便以外のサービスが合う場合もあります。書類の量、折り曲げの可否、追跡の必要性で使い分けます。
| サービス | 料金 | 向いているケース |
| ミニレター | 85円 | 薄い便せん状の信書を最小費用で送りたい場合 |
| スマートレター | 210円 | A5サイズ・厚さ2cm以内の書類や小物を送りたい場合 |
| レターパックライト | 430円 | A4サイズ・厚さ3cm以内で追跡も使いたい場合 |
| レターパックプラス | 600円 | A4サイズで対面配達を使いたい場合 |
スマートレターはスマートレターの料金と使い方、レターパックはレターパックと速達の違いで確認できます。冊子や印刷物を送る場合は、内容によってゆうメールの送り方と料金も選択肢になります。
速達・書留・特定記録を付けられるか
定形郵便に付けられる主なオプション
定形郵便には、速達、特定記録、簡易書留、一般書留、配達証明などを付けられます。基本料金110円にオプション料金を加算します。定形郵便に特定記録を付ける場合は、110円に+210円を加えた320円です。
速達は250g以内+300円、1kg以内+400円、4kg以内+690円です。特定記録は+210円、簡易書留は+350円、一般書留は+480円、現金書留は+480円です。配達証明は一般書留と同時なら+350円、差出後に依頼する場合は+480円です。配達日指定は平日+42円、土曜日・日曜日・休日+270円です。
発送した事実を残したい場合は特定記録郵便の料金を確認します。補償や対面性を重視する場合は簡易書留と速達の違いが参考になります。現金を送る場合は現金書留を使います。
出典: 日本郵便「オプションサービスの料金」 日本郵便
※2026年8月時点の料金です。
料金の支払い方法(切手・別納・後納)
少量なら切手、大量発送なら別納・後納
少量なら110円分の切手を貼ってポストへ投函できます。料金不足が不安なときや、オプションを付けるときは郵便局の窓口へ持ち込みます。
毎月まとまった数を発送する事業者は、料金別納や料金後納を使うと切手を貼る手間を減らせます。料金別納は差し出し時にまとめて支払い、料金後納は1か月分を翌月などにまとめて支払う方法です。請求書や案内状を定期的に送る場合は、後納郵便の仕組みを確認すると、社内の郵送フローを整理しやすくなります。
請求書を定形郵便で送るときの実務とコスト
定形に収めるための実務Tips
請求書を110円で送りたい場合は、A4用紙を三つ折りにして長形3号封筒へ入れる方法が基本です。厚手のクリアファイルは厚さ1cmを超える原因になりやすいため、避けるか薄手の保護材に変えます。
返信用封筒を同封する場合は、封筒1枚分の重さも加えます。請求書、明細、返信用封筒、案内文をすべて入れると50gに近づくことがあります。両面印刷で枚数を減らす、不要な同封物を省く、軽い封筒を使うなどで定形郵便に収まりやすくなります。
郵送を減らす選択肢
毎月の請求書郵送が多い場合、1通あたり110円でも件数が増えるほどコストと作業時間が積み上がります。郵送が必要な取引先だけ紙で送り、電子で受け取れる請求書は請求書の受取(電子化)へ切り替えると、開封、保管、入力、支払い管理の手間を減らせます。
よくある質問
定形郵便は25gと50gで料金が違う?
現在は違いません。2024年10月の改定で、改定前の25g以内84円、50g以内94円という2区分は廃止され、現在は50g以内110円の単一区分です。
A4用紙を折らずに送りたい場合は?
A4用紙を折らずに送る場合、定形郵便の最大サイズを超えるため定形郵便では送れません。角2封筒などを使い、定形外郵便物(規格内)の料金を確認します。
料金不足で送ってしまったらどうなる?
料金不足があると、差出人へ返送される、受取人へ不足分が請求される、配達が遅れる可能性があります。ビジネス書類では発送前にサイズと重さを確認します。
厚さを測る簡単な方法は?
封筒に内容物を入れた後、最も厚い部分を定規で測ります。迷う場合は郵便局の窓口にある厚さ測定スケールで確認できます。
最新の料金はどこで確認できる?
日本郵便公式の料金表と料金計算シミュレータで確認できます。手紙(定形・定形外)の料金計算は 日本郵便 で確認できます。
84円・94円の古い切手は使える?
84円切手や94円切手は使えます。ただし現在の定形郵便料金は110円です。不足する場合は差額分の切手を追加します。
長形3号封筒は定形郵便?
長形3号封筒は120mm×235mmで、定形郵便の最大サイズ内に収まります。厚さ1cm以内、重さ50g以内であれば110円で送れます。
定形郵便に追跡はつけられる?
定形郵便そのものには追跡番号は付きません。追跡が必要な場合は、特定記録や書留を付けます。
INVOYで請求書の作成・受取をかんたんに
INVOYで請求書管理
INVOYでは、請求書の作成、受取、支払い管理をオンラインでまとめて扱えます。インボイス制度に対応した請求書を作成でき、受け取った請求書もアップロードして支払情報を管理できます。
紙の請求書を郵送する取引先が残っていても、電子化できる取引先から切り替えることで、切手代、封筒代、印刷、封入、保管の手間を減らせます。請求書を作る場合はINVOYの詳細を確認できます。書式から整えたい場合は請求書テンプレートも利用できます。
まとめ
要点の再確認
定形郵便は、長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内の4条件をすべて満たす郵便物です。現在の料金は50g以内110円の単一区分です。25g以内と50g以内で料金が分かれていた改定前の情報は、現在の料金確認には使いません。
- 定形郵便は50g以内110円です。
- 条件は長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内です。
- 1つでも超えると定形外郵便として判定します。
- 定形外郵便物(規格内)は140円〜、規格外は260円〜です。
- 料金表は日本郵便公式で確認します。
請求書や契約書を送るときは、封筒へ入れた後に最も厚い部分と全体の重さを確認します。郵便料金の全体像をまとめて見たい場合は、封筒の切手代・郵便料金の早見表を確認すると、定形外や各封筒サイズの料金も整理しやすくなります。



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