
ペイディとatoneは、どちらもネットショップなどで利用できる後払いサービスです。ただし、適したサービスは支払い方法や利用目的によって異なります。口座振替で支払い、分割も使いたい人にはペイディ、ポイントを貯めたい人や実店舗でも使いたい人にはatoneが向いています。
コンビニ払いの手数料は、2026年9月時点でペイディが390円、atoneが249円です。コンビニ払いだけを比べると、atoneのほうが1回あたり141円安くなります。
この記事では、ペイディとatoneの手数料、支払期限、分割払い、利用上限、ポイント、使える場所を比較します。1万円と3万円を利用した場合の支払総額も紹介します。
目次
結論 ペイディとatoneはどっちがいい?
こんな人はペイディ、こんな人はatone
ペイディとatoneは、支払い方法と使い方によってお得さが変わります。
| 希望や使い方 | 向いているサービス | 理由 |
| 口座振替で手数料をかけたくない | ペイディ | 口座振替の手数料が無料です |
| 3回・6回・12回に分けて支払いたい | ペイディ | 条件を満たせば分割手数料が無料です |
| コンビニ払いの手数料を抑えたい | atone | 2026年9月請求分から249円です |
| ポイントを貯めたい | atone | 200円の利用ごとに1ポイント貯まります |
| 実店舗でも後払いを使いたい | atone | 利用実績に応じてコード決済を使えます |
| AmazonやAppleなどで使いたい | ペイディ | 対応する大手ネットショップが多くあります |
| 支払期限を翌月27日にそろえたい | ペイディ | 原則として翌月27日が期限です |
| 支払い方法で期限を選び分けたい | atone | 支払い方法によって翌月10日、20日、27日です |
口座振替を選べる場合、ペイディは手数料0円で利用できます。対象の買い物では、3回、6回、12回のあと払いも選べます。
atoneは口座振替でも99円かかります。一方、コンビニ端末や銀行ATM、電子バーコードで支払う場合は249円です。利用額に応じてポイントが貯まり、実店舗でも利用できる点が特徴です。
どちらを選ぶ場合も、利用可能額は会員ごとに異なります。申し込み前に、各サービスの公式アプリや利用画面で確認してください。
ペイディとatoneの違いを6項目で比較
手数料 支払い方法別の違い
手数料は、2026年9月時点で次のように異なります。atoneは2026年9月請求分、つまり2026年8月利用分から手数料が変更されています。
| サービス | 支払い方法 | 手数料(税込) |
| ペイディ | 口座振替 | 無料 |
| ペイディ | 銀行振込 | 振込手数料は金融機関によります |
| ペイディ | コンビニ払い | 390円 |
| atone | 口座振替 | 99円 |
| atone | コンビニ端末・銀行ATM(Pay-easy) | 249円 |
| atone | 電子バーコード | 249円 |
| atone | はがき請求書 | 349円 |
ペイディは、口座振替を設定すると支払い手数料がかかりません。銀行振込を選んだ場合は、利用する金融機関の振込手数料が必要になる場合があります。
ペイディのコンビニ払いは、1回払いなら390円です。利用回数が多い場合は、口座振替にすると負担を抑えられます。
atoneは、以前はコンビニ払いなどの手数料が209円でしたが、2026年9月請求分から変更されました。コンビニ端末、銀行ATM、電子バーコードは249円、はがき請求書は349円です。
atoneの「つど後払い」は、コンビニ端末または銀行ATM(Pay-easy)で支払う方式です。2026年9月1日から手数料は249円になっています。
手数料は変更されることがあるため、利用する月の請求画面や公式案内も確認してください。後払い決済の手数料の考え方は、後払い決済の仕組みとメリット・デメリットでも解説しています。
支払期限
支払期限は、ペイディが原則として翌月27日です。atoneは支払い方法によって異なります。
| サービス | 支払い方法 | 支払期限 |
| ペイディ | コンビニ払い・銀行振込 | 利用月の翌月27日まで |
| ペイディ | 口座振替 | 利用月の翌月27日に引き落とし |
| atone | Pay-easy・電子バーコード | 利用月の翌月10日 |
| atone | はがき請求書 | 利用月の翌月20日 |
| atone | 口座振替 | 利用月の翌月27日 |
ペイディの口座振替日は、金融機関が休業日の場合、翌営業日になります。コンビニ払いと銀行振込は、翌月27日までに支払います。
ペイディでは、コンビニ払いと銀行振込の請求通知が翌月1日から5日ごろ、口座振替の通知が翌月16日以降にメールで届きます。
atoneは、Pay-easyや電子バーコードを選ぶと翌月10日が期限です。口座振替なら翌月27日ですが、手数料99円がかかります。
支払期限が早いほうが管理しやすい場合もありますが、給与日や入金日との相性も確認が必要です。期限だけでなく、手数料と支払い方法を合わせて選んでください。
分割払い 3回・6回・12回あと払いの条件
ペイディでは、対象の加盟店で3回、6回、12回のあと払いを選べます。
口座振替または銀行振込を選んだ場合、分割手数料は無料です。たとえば3万円を3回あと払いにすると、1回あたり1万円を3回支払います。
ただし、分割払いには最低利用額があります。
| 回数 | 最低利用額 |
| 3回あと払い | 3,000円以上 |
| 6回あと払い | 6,000円以上 |
| 12回あと払い | 12,000円以上 |
加盟店によって選べる回数は異なります。Amazonでは、購入後に支払い回数を変更できません。購入時に選択できる回数と条件を確認してください。
分割払いでコンビニ払いを選ぶ場合、手数料は無料ではありません。1回の支払いあたり109円から371円かかり、利用金額などによって変わります。3回払いで合計6,000円を支払う場合は、1回あたり264円が目安です。
コンビニ払いの分割手数料は、利用する金額や回数によって異なります。具体的な金額はペイディのアプリで確認してください。
atoneには、ペイディのような3回・6回・12回の分割あと払いはありません。atoneの翌月払いを利用する場合、基本的に利用月の翌月にまとめて支払います。
利用上限額 ポイント 使える場所
利用上限額は、ペイディとatoneで決まり方が異なります。
| 比較項目 | ペイディ | atone |
| 利用可能額 | 会員ごとに設定され、アプリで確認します | 5万円を基準に会員ごとに設定されます |
| 利用額の変動 | 利用状況などにより変わります | 利用状況などにより変わります |
| ポイント | 基本的なポイント還元を目的としたサービスではありません | 200円の利用ごとに1ポイントです |
| ポイントの使い道 | サービスやキャンペーンによります | ネットショップの値引きや請求額への充当に使えます |
| 実店舗での利用 | 主に対応するネットショップで使います | 利用実績に応じてコード決済で使えます |
ペイディの利用可能額は、全員共通の上限額ではありません。利用者ごとに設定され、アプリで確認します。ネット上で見かける上限額の数字は、自分の利用可能額とは限りません。
atoneは、5万円を基準に会員ごとの利用上限額が設定されます。利用状況に応じて上限額が変わるため、必ず5万円まで使えるとは限りません。
atoneは、200円の利用ごとに1ポイントが貯まります。ポイントはネットショップの値引きや請求額への充当に利用できます。
また、atoneは一部の実店舗でもコード決済を使えます。ただし、利用実績などの条件があるため、登録直後からすべての店舗で使えるわけではありません。
カード番号を使わずにネットショッピングをしたい人は、後払い対応のバーチャルカードも選択肢になります。詳しくは後払いができるバーチャルカードの種類と仕組みをご覧ください。
いくら違う?利用額別の支払総額
1万円を1回払いにした場合
1万円を1回払いで利用した場合、手数料を含む支払総額は次のようになります。
| サービス | 口座振替 | コンビニ端末など | はがき請求書 |
| ペイディ | 10,000円 | 10,390円 | 該当なし |
| atone | 10,099円 | 10,249円 | 10,349円 |
ペイディは、口座振替なら手数料0円です。コンビニ払いでは390円かかるため、支払総額は10,390円になります。
atoneは、口座振替が99円、コンビニ端末や銀行ATM、電子バーコードが249円です。はがき請求書を使うと349円かかります。
コンビニ払い同士では、atoneのほうが141円安くなります。390円から249円を引くと、差額は141円です。
ただし、atoneは口座振替でも99円かかります。自動引き落としの便利さを重視する場合は、手数料0円のペイディが有利です。
3万円を3回払いにした場合
3万円を3回払いにする場合、ペイディでは口座振替または銀行振込を選ぶと、分割手数料0円で支払えます。
| サービス | 支払い方法 | 支払方法と総額 |
| ペイディ | 口座振替 | 1万円を3回、総額30,000円 |
| ペイディ | 銀行振込 | 1万円を3回、振込手数料は金融機関によります |
| ペイディ | コンビニ払い | 分割手数料が加わるため、アプリで確認します |
| atone | 口座振替 | 3万円を翌月に支払い、手数料99円 |
| atone | コンビニ端末など | 3万円を翌月に支払い、手数料249円 |
| atone | はがき請求書 | 3万円を翌月に支払い、手数料349円 |
ペイディのコンビニ払いでは、分割手数料が1回の支払いあたり109円から371円かかります。3万円を3回に分ける場合の具体的な金額は、利用時のアプリ画面で確認してください。
atoneには分割払いがないため、3万円を翌月にまとめて支払います。口座振替なら総額30,099円、コンビニ端末や電子バーコードなら30,249円、はがき請求書なら30,349円です。
分割して月々の負担を抑えたい人はペイディ、翌月にまとめて支払える人やポイントを使いたい人はatoneが向いています。
1年間、毎月コンビニ払いをした場合
毎月1回、1年間コンビニ払いを利用すると、手数料の差は広がります。
| サービス | 1回の手数料 | 12回の手数料 |
| ペイディ | 390円 | 4,680円 |
| atone | 249円 | 2,988円 |
コンビニ払いでは、atoneのほうが年間1,692円安くなります。これは4,680円から2,988円を引いた金額です。
口座振替の場合は、ペイディが0円、atoneが99円を12回利用して1,188円です。毎月利用する場合は、支払い方法による差を確認しておきましょう。
ペイディの特徴と注意点

ペイディのメリット
ペイディは、対応するネットショップでメールアドレスと電話番号を使って決済できる後払いサービスです。AmazonやAppleなど、さまざまなネットショップで利用できます。
口座振替の手数料が無料で、支払いを自動化できる点がメリットです。銀行振込にも対応していますが、振込手数料は金融機関によって異なります。
対象の買い物では、3回、6回、12回あと払いを選択できます。口座振替または銀行振込なら、分割手数料は無料です。
高額な商品を購入するときも、月々の支払いを分けられます。ただし、分割できる金額や回数は加盟店によって異なります。
ペイディの注意点
コンビニ払いの手数料は1回払いで390円です。支払い回数が増えるほど負担も増えるため、コンビニ払いを続ける場合は利用回数を確認しましょう。
分割あと払いをコンビニ払いにすると、1回あたり109円から371円の手数料がかかります。「分割手数料無料」と表示されていても、支払い方法によっては手数料が発生する点に注意が必要です。
利用可能額は会員ごとに設定されます。利用状況によって変わるため、全員が同じ金額を使えるわけではありません。
支払期限は原則として翌月27日です。口座振替を設定していても、引き落とし口座の残高不足が起きないように確認してください。
atoneの特徴と注意点
atoneのメリット
atoneは、株式会社ネットプロテクションズが運営する後払いサービスです。ネットショップでの翌月払いに加えて、条件を満たせば実店舗でコード決済を利用できます。
200円の利用ごとに1ポイントが貯まり、ネットショップの値引きや請求額への充当に使えます。日常的に買い物をする人は、ポイントを利用しやすいサービスです。
コンビニ端末、銀行ATM、電子バーコードの手数料は、2026年9月請求分から249円です。ペイディのコンビニ払い390円と比べると、1回あたり141円安くなります。
atoneの注意点
atoneは、2026年9月請求分から手数料が変更されています。コンビニ端末、銀行ATM、電子バーコードは249円、はがき請求書は349円、口座振替は99円です。
「コンビニ払いなら無料」と考えていると、請求額が想定より高くなる可能性があります。支払い方法を選ぶ前に、手数料を確認してください。
atoneには、ペイディのような3回、6回、12回の分割あと払いはありません。利用した金額は、翌月にまとめて支払います。
支払期限も、Pay-easyや電子バーコードは翌月10日、はがき請求書は翌月20日です。口座振替は翌月27日ですが、99円の手数料がかかります。
なお、2025年7月31日までに会員登録した人は、2026年8月請求分まで口座振替が無料になる経過措置の対象でした。2026年9月請求分からは、対象者を含めて口座振替が99円です。
ほかの後払いの選択肢 メルペイのクレジットとPayPayクレジット
メルペイのクレジット
メルペイのクレジットは、旧メルペイスマート払いにあたるサービスです。利用した金額を翌月にまとめて支払います。
清算方法は、自動引き落としやメルペイ残高なら無料です。コンビニやATMで清算する場合は、220円から990円の手数料がかかります。
利用上限は自分で設定できます。メルカリやメルペイを普段から使っている人は、サービスをまとめて管理しやすい点がメリットです。
PayPayクレジット
PayPayクレジットは、旧PayPayあと払いの名称です。PayPayカードの支払い方法の1つであり、ペイディやatoneのようなBNPL型の後払いサービスとは性格が異なります。
審査があり、翌月27日の1回払いなら手数料はかかりません。分割払いやリボ払いを選ぶ場合は、所定の手数料がかかります。
PayPayクレジットは、PayPayを日常的に利用する人に向いています。ただし、後払いサービスを比較するときは、クレジットカードの機能を含むサービスである点を分けて考えましょう。
バンドルカードなど、チャージして使うバーチャルカード型の後払いを比較したい場合は、後払い対応のバーチャルカードの記事も参考になります。
どちらを使っても守りたい3つのこと
手数料を0円または最小にする支払い方法を選ぶ
同じ金額を利用しても、支払い方法によって手数料が変わります。
ペイディは口座振替なら無料です。atoneは口座振替でも99円かかりますが、コンビニ払いはペイディより安く設定されています。
手数料だけでなく、支払期限や自分の入金日も考えて、無理なく支払える方法を選んでください。
支払期限を過ぎないように管理する
期限を過ぎると、サービスの利用停止や督促の連絡につながる可能性があります。口座振替を使う場合も、引き落とし日前に残高を確認しましょう。
後払いの延滞や信用情報への影響は、サービスごとに扱いが異なります。支払いが遅れた場合の対応を詳しく知りたい人は、後払いの延滞と信用情報の解説をご覧ください。
支払いが難しいと分かった時点で、公式の問い合わせ窓口に連絡することも必要です。請求を放置すると、解決までに時間がかかる場合があります。
使いすぎを防ぐ
後払いは、購入時点で現金の支払いがないため、利用額を把握しにくくなります。
アプリの利用履歴や請求予定額を定期的に確認し、毎月使う上限額を自分で決めておきましょう。複数の後払いサービスを同時に使う場合は、サービスごとではなく合計額で管理してください。
後払い枠の現金化や換金は、規約違反やトラブルにつながるおそれがあります。買い物以外の目的で利用するのは避けてください。
よくある質問
ペイディとatoneは併用できますか?
併用できます。対応しているネットショップやサービスで、それぞれ別の決済方法として利用できます。
ただし、請求日や支払期限が異なるため、利用額を合算して管理してください。複数のサービスを使う場合は、翌月の支払予定額を一覧にすると払い忘れを防げます。
申し込み時に審査はありますか?
ペイディとatoneは、どちらも利用時に独自の審査があります。短時間で結果が出る場合でも、すべての申し込みが承認されるわけではありません。
利用可能額も会員ごとに設定され、利用状況によって変わります。後払いサービスの審査やバーチャルカードについては、後払いサービスの審査に関する解説も確認してください。
クレジットカードとの違いは何ですか?
後払いサービスは、買い物の代金を後日支払う仕組みです。クレジットカードは、カード会社が提供する決済枠を使い、締め日や支払日にまとめて支払います。
後払いはカード番号を入力せずに使える場合がある一方、利用できる店舗や上限額がサービスごとに異なります。仕組みや使い分けは、後払い決済とクレジットカードの違いで詳しく説明しています。
atoneの口座振替は無料ではないのですか?
2026年9月請求分からは、全員99円です。
2025年7月31日までに会員登録した人は、経過措置により2026年8月請求分まで無料でした。しかし、2026年9月請求分からは経過措置が終了し、口座振替にも99円がかかります。
支払いが遅れたら信用情報に載りますか?

支払いが遅れた場合の信用情報への登録条件は、サービスや契約内容によって異なります。短期間の遅れでも、利用停止や督促の対象になる可能性があります。
支払いが遅れたときは放置せず、各サービスの公式窓口に確認してください。延滞と信用情報については、後払いサービスの延滞と信用情報で詳しく解説しています。
まとめ
支払い方と目的で選ぶ
ペイディとatoneは、支払い方法と使い方に合わせて選んでください。
口座振替で手数料をかけたくない人、3回・6回・12回のあと払いを使いたい人はペイディが向いています。
コンビニ払いの手数料を抑えたい人、ポイントを貯めたい人、実店舗でも使いたい人はatoneが向いています。
2026年9月時点のコンビニ払いは、ペイディが390円、atoneが249円です。口座振替は、ペイディが無料、atoneが99円です。
手数料や支払期限は変更されることがあるため、利用前に公式アプリや公式サイトで最新情報を確認してください。
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